クイックまとめ
制限的 = 特定に欠かせない(コンマなし)
非制限的 = 補足情報(コンマあり)
意味が変わる: 「Os alunos que estudaram passaram」vs.「Os alunos, que estudaram, passaram」
ポルトガル語のコンマは英語より少なめ
話し言葉ではしばしば区別が消える
フォーマルな書き言葉では区別を守る
「Que」がどちらでもいちばん一般的
話し言葉ではポーズ(間)が非制限的の合図
なぜ大切か?
コンマひとつで意味がガラッと変わります!「Os funcionários que trabalham aos sábados ganham extra」は「土曜に働く社員だけがボーナスをもらう」、「Os funcionários, que trabalham aos sábados, ganham extra」は「社員は全員土曜に働いていて、全員ボーナスをもらう」の意味になります。日本語にはコンマでこのような意味の差を出す仕組みがなく、連体修飾節は「、」の有無で意味が変わらないため、ここは日本人学習者が見落としやすいポイントです。契約書や業務指示、法律文書では一文字の差がトラブルに直結します。日常会話ではブラジル人もよく無視しますが、違いを理解しておけば誤解を防げますし、ビジネスの場で「ちゃんとした人」だと印象づけられます!
掘り下げ解説
基本の違いを押さえよう
制限的(限定)関係節:
「どれ」かを特定するのに必須
取り除くと意味が変わる
コンマなし
答える質問:「具体的にどの○○?」
非制限的(非限定)関係節:
補足の情報を加える
取り除いても文は成り立つ
コンマあり
例文
制限的(特定する)
「Os alunos que estudaram passaram no exame」(勉強した生徒だけが合格した)
「Preciso do documento que você mencionou」(あなたが言及した、あの書類が必要)
「As empresas que investem em tecnologia crescem mais」(技術に投資する企業だけが成長する)
「Quero conhecer a pessoa que fez isso」(それをやった、その人に会いたい)
非制限的(補足情報)
「Meu irmão**, que mora em Londres,** vem nos visitar」(兄が会いに来る。ちなみにロンドン在住)
「O diretor**, que chegou atrasado,** pediu desculpas」(部長が謝った。たまたま遅れていた)
「As rosas**, que são minhas flores favoritas,** estão caras」(バラが高い。ちなみに私の一番好きな花)
「Ana**, que fala alemão,** foi escolhida」(アナが選ばれた。ちなみにドイツ語が話せる)
よくある例外
肩書きや役職は柔軟
どちらでも可:
「O presidente Obama que governou...」(どのオバマ大統領?)
「O presidente Obama, que governou...」(オバマ大統領は…)
家族の表現は文脈次第
「Meu irmão que mora longe」(兄弟が何人かいる場合)
「Meu irmão, que mora longe,」(兄弟が一人だけの場合)
話し言葉は書き言葉のルールを無視
話されるポルトガル語ではほとんど区別されない:
ポーズの取り方が一定しない