クイックまとめ
"tem" は日常の口語で使う存在表現
"há / havia" はよりフォーマル、または書き言葉
経過時間にはふつう "há" を使う
存在を表す "haver" はいつも単数のまま
なぜ大切か?
これは教科書どおりの規範と実際のブラジルの使い方が、もっともはっきり分かれる例の1つです。両方の形を知っていれば、自然に話せるうえに、フォーマルなポルトガル語を読むときにも迷いません。日本語で「〜がある/〜がございます」と話し言葉と書き言葉で言い回しが変わるのに、感覚として少し似ています。
掘り下げ解説
基本の考え方
ブラジル・ポルトガル語の口語では、「〜がある/いる」を表すのに ter をよく使います。haver は同じ存在の意味でもよりかしこまった響きがあり、書き言葉の決まった型では今も欠かせません。
これは教科書どおりの規範と実際のブラジルの使い方が、もっともはっきり分かれる例の1つです。両方の形を知っていれば、自然に話せるうえに、フォーマルなポルトガル語を読むときにも迷いません。
構造のひと目
tem / tinha / vai ter / há / havia
使い分けのしかた
日常のブラジル口語では、"tem" が「〜がある/いる」を意味することが多いです: "Tem muita gente aqui"。
"Há" や "havia" はよりフォーマル、または書き言葉での存在表現です。
経過時間を表すときは "há" が今も非常によく使われます: "Moro aqui há dois anos"。
存在を表す "haver" はいつも単数のまま使います: "havia problemas" であって、"haviam problemas" ではありません。
使い方と語調
例文
文脈の中での例
| ポルトガル語 | 意味 |
|---|---|
| Tem muita gente aqui. | ここには大勢の人がいます。 |
| Há muita gente aqui. | ここには大勢の人がいます。 |
| Tinha um problema ontem. | 昨日、問題がありました。 |
| Havia um problema ontem. | 昨日、問題がありました。 |
| Moro aqui há dois anos. | 私はここに2年住んでいます。 |
| Vai ter reunião amanhã. | 明日、会議があります。 |
| Tem tempo ainda. | まだ時間があります。 |
よくある例外
よくある落とし穴
存在の "ter" と所有の "ter" を混同しないこと。
改まった書き言葉で存在の "haver" を複数形にしないこと。