B1 (中級)レッスン5: 「SE」構文

不定主語の se(vende-se、precisa-se)

「se」を使い、動作の主体(誰がするか)を表に出さずに語る不定主語構文の作り方。

構造

se + 動詞(三人称)+ 補語、または 動詞 + se(書きことばの語順)

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クイックまとめ

  • 不定主語・受け身的な意味を作る

  • 動作の主体を明示しない/重要でないとき

  • 他動詞: 目的語と一致(vendem-se casas)

  • 自動詞: 常に単数(precisa-se de...)

  • よく使う場面: 看板、広告、フォーマルな文章

  • 語順: 現代では「動詞-se」が主流

  • 口語の言い換え: a gente、eles

  • 「se」を使うが再帰ではない

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なぜ大切か?

不定主語の「se」はブラジルの街中いたるところに登場します! 「Vende-se」(売ります)の看板から「Precisa-se」(募集)の求人広告まで、これが分からないと街を歩いて回るだけでも一苦労。動作の主体を表に出さず、行為そのものに焦点を当てたいときに、フォーマルで客観的な距離感を作ってくれる構文です。日本語の「〜が売られている」「〜募集」「お静かに願います」といった匿名的な掲示の感覚にとても近いと言えます。一致のルールは教育を受けたブラジル人でも間違えるほどで、ルールを正しく押さえれば、ネイティブよりもきれいな表現ができることも。フォーマルな文章を読むとき、街中の掲示を理解するとき、ビジネスで書くときに欠かせない知識です。

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掘り下げ解説

不定主語の se を理解する

この構文の働き:

  • 動作の主体(誰がするか)を表に出さない

  • 「誰が」よりも「何が起きるか」に焦点

  • フォーマルで客観的なトーンを生む

  • 受け身に相当する意味になる

英語・日本語との対応:

  • 「家が売られている」→ Vendem-se casas

  • 「ポルトガル語が話されている」→ Fala-se português

  • 「従業員募集」→ Precisa-se de funcionários

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例文

店頭の看板

  • Vende-se este terreno」(この土地、売ります)

  • Alugam-se quartos para estudantes」(学生向け部屋、貸します)

  • Consertam-se sapatos e bolsas」(靴・バッグ修理します)

  • Compra-se ouro e prata」(金・銀、買い取ります)

求人広告

  • Precisa-se de motoboy com experiência」(経験ありのバイク便配達員募集)

  • Contratam-se vendedores」(販売員募集)

  • Procura-se cozinheiro para restaurante」(レストラン調理担当者募集)

  • Oferece-se vaga para auxiliar」(アシスタントの求人あり)

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よくある例外

過剰な複数化(hypercorrection)

ブラジル人もよく複数形にしてしまいます:

  • ❌ 「Precisam-se de funcionários」

  • ✓ 「Precisa-se de funcionários」

  • 前置詞が入る = 一致しない

「se」の二重使用は避ける

動詞がすでに再帰の場合:

  • ❌ 「Se veste-se bem aqui」

  • ✓ 「Veste-se bem aqui」

  • または「A pessoa se veste bem」

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