クイックまとめ
ポルトガル語の単語はすべて、いちばん強く読む(強勢の)音節で分類され、それは最後の3音節のどれかに落ちます。
Oxítona: 最後を強く読む — ca-FÉ、a-MOR。
Paroxítona: 最後から2番目を強く読む — CA-sa、ME-sa。これが基本形です(約75%)。
Proparoxítona: 最後から3番目を強く読む — MÉ-di-co。レアで、必ず記号がつきます。
書かれるアクセント記号は、予想される基本パターンを破る単語につきます。
覚えるべき唯一のルール: proparoxítona には必ずアクセント記号がつく、例外なし。
アクセントで意味が変わります: sábia(賢い)と sabiá(鳥)。
なぜ大切か?
アクセントを置く音節をまちがえると、ただ不自然に聞こえるだけでなく、まったく別の単語を言ってしまうことがあります。sábia(賢い女性)、sabia((彼女は)知っていた)、sabiá(鳴き鳥)は、まったく同じ5文字で、アクセントの位置が3か所ちがうだけです。良い知らせ: ポルトガル語のアクセントはほぼ予測でき、書かれる記号はプレゼントのようなもの — 押すべき音節をピンポイントで教えてくれるので、初めて見る単語でも一発で正しく発音できます。
掘り下げ解説
レッスン6のアクセント記号の回で、記号が何を意味するかを学びました — ´ は開いた強母音、ˆ は閉じた強母音。さて本題です。単語はどんなときに記号がつくのでしょう? すべては一つのこと、どの音節をいちばん強く読むかで決まります。ポルトガル語は、その強く読む音節によって、すべての単語を3つの箱のどれかに振り分けます。
日本語には、じつは近い感覚があります。日本語は高低(ピッチ)アクセントで、アクセントの位置が変わると単語が変わりますよね — はし: HAshi「箸」 と haSHI「橋」。これは sabiá / sábia の感覚にそっくりです。ちがいは、ポルトガル語は高低ではなく強さ(大きさ)でアクセントをつけ、しかもその位置を記号で書くという点。だから3つの種類は、最後の3音節のうちどれをいちばん強く読むかで覚えてください。
3つの箱
| 種類 | 強く読む音節 | 例 | 多さ |
|---|---|---|---|
| Oxítona | 最後 | ca-FÉ | 約20% |
| Paroxítona | 最後から2番目 | CA-sa | 約75% — 基本形 |
| Proparoxítona | 最後から3番目 | MÉ-di-co | 約5%、レアもの |
例文
Oxítonas — 最後の音節を強く読む
café (ka-FÉ)、você (vo-CÊ)、avó (a-VÓ)
記号なしのもの(不要): amor (a-MOR)、Brasil (bra-ZIL)、feliz (fe-LIZ)
Paroxítonas — 最後から2番目を強く読む(基本形)
casa (CA-sa)、mesa (ME-sa)、livro (LI-vro)、gente (GEN-te)
記号がつく例外: táxi (TÁ-xi)、fácil (FÁ-cil)、açúcar (a-ÇÚ-car)
Proparoxítonas — 最後から3番目を強く読む(必ず記号がつく)
médico (MÉ-di-co)、música (MÚ-si-ca)、sábado (SÁ-ba-do)、número (NÚ-me-ro)、ótimo (Ó-ti-mo)
実際の文の中で
よくある例外
記号なしの単語はまちがいではない
記号は「サプライズ」を知らせるためだけに現れます。-a, -e, -o で終わる paroxítona は予想どおりの基本形なので、記号なしのまま — casa, mesa, livro は、最後から2番目を強く読むのに記号がつきません。
小さな記号ひとつで、別の単語
ときには、アクセント記号だけが2つの単語の唯一のちがいになります:
avô(祖父、閉じた ô)と avó(祖母、開いた ó)
まちがった方を選ぶと、話している相手が変わってしまいます。
強い1音節の単語
1音節でも記号がつく単語があります — pé(足)、só(〜だけ)、três(3)、mês(月)。小さな oxítona だと思ってください。
豆知識
ブラジルの先生たちが「強く読む音節だけで単語が変わる」と証明するときの定番が、sabiá / sabia / sábia のトリオです — 鳴き鳥、(彼女は)知っていた、賢い(女性)。同じ5文字なのに、強く読む位置が3通り、意味も3通り。このうち oxítona の sabiá(鶫)はブラジルでとても愛されていて、国でいちばん引用される詩、Gonçalves Dias の Canção do Exílio(1843年、"onde canta o Sabiá")の冒頭を飾り、その2行は国歌にも響いているほどです。